視覚情報が視聴後の作業速度に与える影響

これまでに特定の映像を視聴しながら何らか作業を行うと,作業の速度が変化することなどが知られている.本研究では,現在の社会では作業の直前まで映像を視聴している機会が多いことに着目し,動画の再生速度を変えて「視聴した後に」人間の行動はどう変化するかを調査する.これまでに,スマートグラス上に提示した動画の再生速度を変化させることで,視聴後の計算課題の回答数が変化するかを調査し,速い再生速度の動画を視聴することで,遅い再生速度の動画を視聴した後よりも,回答数が増加することを確認している.また,走る人のアバタを提示しておくことで,その後の作業パフォーマンスが向上することも確認している.

Eiichi Hasegawa, Naoya Isoyama, Nobuchika Sakata, and Kiyoshi Kiyokawa: Moving Visual Stimuli on Smart Glasses Affects the Performance of Subsequent Tasks, The Augmented Humans (AHs) International Conference 2021 (Feb. 2021).

長谷川瑛一, 磯山直也, 酒田信親, 清川 清: 動画の再生速度が視聴後の作業速度に与える影響, インタラクション2021論文集, pp. 41–48 (Mar. 2021).

長谷川瑛一, 磯山直也, 酒田信親, 清川 清: スマートグラス上の動画の再生速度が視聴者の作業速度に与える影響, 情報処理学会マルチメディア, 分散, 協調とモバイルシンポジウム (DICOMO 2020) 論文集, pp. 1430–1436 (June 2020).

長谷川瑛一, 磯山直也, 酒田信親, 清川 清: ポジティブ情報の常時閲覧が自転車走行に与える影響, ユビキタス・ウェアラブルワークショップ2019 論文集, p. 19 (Dec. 2019).